ごん太のスポーツ塾

:::50代オヤジのスポーツ中心の気侭な戯れ言。ときには日々の日記も:::
<< April 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
# スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | | category: - |
# 「ジバク」・「しゃべれども、しゃべれども」

最近読んでそれなりに楽しませてもらった本2題、記録の意味でのエントリー。

まずは会社の同僚のオヤジが「とにかく身につまされて堪らなかったから、読んでみてよ!(笑)」と渡された一冊。
“「嫌われ松子の一生」の男版”と銘打って世に出したと言われる山田宗樹著『ジバク』

うん、たしかに面白くって一気に読んでしまったのだが、後半はチョッと辛かった。

主人公は外資系投資会社ファンドマネージャー。年収2000万を稼ぎ、セレブに憧れる美しい妻と2人暮らしでまもなく1億4000万円のマンションを購入する予定を立てている文字通り勝ち組を自負する42歳。
その勝ち組男が自らの虚栄心を満たすためある女性に拘わったところから一気に転落の道を滑り落ちていくありそうで怖い男の物語。
脅迫からコンプラ違反、そして解雇、離婚へと文字通りジェットコースターの如くハイスピードで奈落の底へと転落していく。

一旦転がり落ちてしまった人生はなかなか立て直せず、もがき苦しんだところでやっと掴んだと思ったもモノは、案の定か細い藁。そして傷口に塩を塗りつけるように次から次へと災難が降りかかっていく。堅実に分相応に生きていく人間には想像も出来ないような自業自得の転落劇なのだが、誰もがふとした隙に陥る可能性がある物語で一笑に付すことなど出来ない男の人生。

それにしてもエンディング、もうちょっとなんとか出来なかったかなあ・・・?
ボクとしては出来ることならせめて何十年掛かろうと立ち直った姿を見せて欲しかった。



そしてもう一点は、佐藤多佳子著 『しゃべれども、しゃべれども』

「一瞬の風になれ」がなかなか良かったが、これはまたチョッと趣の異なる一遍。
何年前だったか「本の雑誌が選ぶ年間ベストテン」第一位に輝いた名作。
う〜ん、ボクはやっぱりこの人の世界感好きです。

三度のメシより落語が好きで好きで堪らない二ツ目の噺家が主人公。
素朴で頑固で女にはとんと疎い、所謂“いいひと”の典型。そして師匠にも仲間にも馬鹿にされながらも古典落語好きが捨てられず、不器用に拘り続けるところなんかとっても魅力的で微笑ましい。

そんないい人の周りにはなぜかそれぞれに問題を抱える人間たちが集まって来て彼を頼ろうとする。そして頼られると放っておけない。

小気味良い江戸前の落語そのものの語り口で物語りも進んで行き、最後までグイグイ引っ張られ一気読みしてしまった。そして読んでいてなんだか心がほのぼの温かく、こっちまでいつの間にか癒されてくる。落語のシーンなんか楽しくってついつい寄席に行きたくなってくる。

とにかく読後感は爽やかでホノボノ。本を読んで癒されたい、心地よい気分に浸りたいと思ったらぜひお勧めしたい。
| comments(2) | trackbacks(0) | 23:51 | category: エンタメ |
# 中原の虹

4月1ヶ月ほど掛かってしまったが久しぶりの大作完読!

浅田次郎。結構お気に入りでハードカバーで次から次へと手に取り、何かに惹かれるように読み続けた時期があった。もう12〜3年前になるんだろうか?
「鉄道員」に始まり「地下鉄に乗って」「きんぴか」「活動写真の女」「月のしずく」それからしばらく間があって「プリズンホテル」から極道シリーズ、「霞町物語り」「壬生義士伝」あたりまで・・・。

でも、やはりなんと言っても浅田次郎と言えば圧巻は「蒼穹の昴」。とにかく次の巻の発刊が待ち遠しく発売日に即入手にし、文字通り貪るように読んでたなあ・・・。そして、そのまま「珍妃の井戸」までを一気に。

今回のこの「中原の虹」は正直言ってあまり積極的に手が伸びず、いずれタイミングを見て・・・くらいのつもりでいた。たまたま社内で同僚の社員が井戸端会議で語り合ったところに入り込んだところ廻し読みの仲間に入れられて手元に。

いまさら中身について語る必要もないが、前作の「蒼穹の昴」の感動が蘇ってきて、再び浅田次郎ワールドにどっぷりと浸った印象。ただ彼の独特の世界で、もちろん意図的なのはわかるのだがエンディングでの爽快感が与えてくれない(笑)
そして全4巻のうち3巻目で「お願いだから先に進ませて・・・!」って叫びたくなるほど執拗な時代背景の語りはどうなんだろう?って感じで中だるみを感じたが、それが今作の見せ場の一つと言える前作の主人公、李春雲と兄の李春雷との再会シーンの感動をより一層深めるための演出だったのかも知れない。とにかくあのシーンでの震えるほどの感動は絶品でした。

それにしても浅田次郎という人は、なぜもこんなにも読者の心をギューっと鷲掴みにして決して離すことなく懐を抉っていくセリフ回しが上手いのだろう? もちろんボクはドロドロに掴み取られてしまった。

そして登場人物たちのキャラの設定がこれまた憎いほどに鋭い。これらのキャラクターが魅せる人生の、なんとも魅力的なドラマが浅田ワールドの真骨頂なんでしょう。
今回もまた彼の力量に完全に敬服でした。

そして聞くところによるとシリーズはまだ完結でなく、続編が用意されているんだとか?それをまた楽しみにしていようと思う。
| comments(0) | trackbacks(0) | 23:41 | category: エンタメ |
# ヒートアイランド

ワイルドソウル」で垣根涼介という作家に出会い、刺激を受け、またまたグイグイと引き込まれ一気読みしてしまった『ヒートアイランド
時系列でみると「ワイルドソウル」からは遡る形になる訳なのだが、どっちが先とか後とかは考える必要の無いほど作品として充分に洗練されていた。

もちろんジャンルとしてはハードボイルドとなるのだろうが、あまりその世界に興味のなかったボク的には、この手の作品をそう呼ぶのが果たして正しいのか否かは解らない。
主人公は渋谷を根城とするストリートギャンググループ。彼らの日常にある日、彼ら(チルドレン=子供)の世界の外側に位置する大人達が絡んできて、それに相対するというストーリー仕立てなのだが、想定外の事態が幾重にも纏わりついてくる展開に、冒頭の嫌悪感はいつの間にか払拭され、垣根ワールドに引き込まれてしまったという感じ。

それにしても、「ワイルドソウル」でもそうだったのだが、作者のハードボイルド志向は今回も遺憾なく発揮されいた。登場するキャラクターはストイックに肉体を鍛え、車のチューニングや拳銃に対する造詣が深く、それを凌駕するほどの強い意志を持ち併せている。
ただし、これまた彼の作品の特徴なのだろうが、主人公たちに決して粗暴なだけのキャラクター設定はせず、法的には“犯罪”を犯すのだが、それにさえある種の拘りを持たせ、人間としての共感・好感を抱かれる為のヒューマンさは失わせない。

それらが多分、垣根ワールドの魅力を形成しているんだろう。
そして結論としてその強い肉体と意思でもって自分たちのミッションはしっかりと達成させ、けっして“破滅”とか“破壊”という方向でのエンディングには導かない。

エピローグでのこんな表現が印象に残った。
歳とともに人も変わり、付き合いも変わる。いつまでもこれまで通りの付き合いが続けられる訳ではない。成長に応じて服が変わるように、やがて擦り切れ、綻びも目立つようになる。そしていつかは自分の身の丈に合わなくなる。


また、巻末の解説で作家の大沢有昌氏が面白い表現をしていて共感してしまったのだが、ハードボイルドで重要な役割を担う「女」の存在がこの作品には欠けていたと。
う〜ん、確かに「ワイルドソウル」では主人公の人生を左右するような魅力的な女性をしっかりと登場させていましたよね。

個人的には「ワイルドソウル」で大きな伏線の役目を果たした社会性の部分がこの作品では多少弱かったかなという印象は残った。

とはいえ、お奨めです。
| comments(0) | trackbacks(0) | 13:33 | category: エンタメ |
# シリウスの道

う〜ん、久し振りに嵌った。もうドップリ! 
結局この長編を1日半で完読。物語が終わってしまうのがこれほど寂しかった作品は久しい。振り返ってみたら最近読んだ本、自分の仕事廻りや手伝っている友人の仕事の関係もあり、ビジネス書や新書系ばかり手にしていたのような気がする。

そんな中ネットを通じて知りえたこの作品。藤原伊織著『シリウスの道
もう、正直悔しかった。もっと早くに知って、もっと早くに読んでおくべきだった。

たまたま舞台が広告代理店で主人公は営業の現場チーフ、それを取り巻く登場人物も専門用語も会話もストーリーの主題も何もかもがボクなどが経験してきたそのまんまで、あまりにもリアル過ぎる面もあったが、それ以上に小説としての完成度が非常に高くボクを惹きつけるに充分すぎた。

とにかくストーリー展開のスピードも洒脱な会話のテンポなんかも小気味よく、登場人物のそれぞれのキャラクターもたまらなく魅力的。そして伏線となっている主人公が少年時代の貧しいながらもイキイキとした生活と、そこに隠される悲惨な事実、そして25年が過ぎたいまの主人公たちの生き様が絶妙に絡み合ってなんとも濃厚で芳醇な世界をつくり上げている。

恥ずかしながらこの作品に出会って初めて知ったのだが、この著者の藤原氏某ナンバーワン広告代理店の社員だった方なんですね。そして若くして亡くなってるんですね。このリアルな世界、会社を去ってからやっと書けたんだとか? 解るような気がする。こんなドラマチックでスリリングな世界、その真っ只中に身を置いてたら書けないよな、きっと。

30代後半、規模や取引先の性格や登場人物のキャラはもちろん違っていたが、ある部分同じ様な環境に身を置いてきたボクにとってはメチャクチャ共感出来ちゃったし、もちろんこんな痛快でハードボイルドな生き方は出来なかったものの、そのストーリー展開にはワクワク・ドキドキしながら引き込まれてしまっていた。
もう羨ましいほどの個性的なキャラのスタッフと、理想的な同僚・上司で構成されているチーム。ボクのあの時代こんなメンバーに恵まれて仕事が出来たら堪らなく幸せだったかも知れない・・・なんて、いま現在こんな緊張感のある現場に遭遇することが少なくなってしまった自分自身の反省も含めてなんだけど、そんなことを考えながら一気読みしてしまった。

それにしても、なんとも心地よい時間を共有させてもらった作品です。そして個人的には立花部長が気になって仕方なかった。もう仕事バリバリで魅力的で男前なんだけど、妙に危なっかしいし、キュートで可愛い。超お奨めです!(作品も彼女も・・・笑)

この藤原氏の作品、ちょっと続けて読んでみたくなった。
| comments(0) | trackbacks(0) | 21:40 | category: エンタメ |
# なるほど納得の2題一気読み!
人気作品、遅ればせながら読ませていただきました。
ここまで人気になってしまうと「いまさら読めない!」なんて考えてしまう天邪鬼ですが、やっぱり気になって手にした。チームバチスタの栄光』(海堂尊)
ベストセラーの背景しっかり納得です。読み出したら止まらずあの独特のミステリー世界にストンと引き摺り込まれ一期読みでした。これがホントに素人の作品(この時点では)なのか?と感心しきり。
今更ストーリーに展開につもりもないが、医学の専門用語が次々と登場して、Dカルテ(術死者カルテ)なんて生々しい表現も飛び込んだりしてくると、専門用語とはいえ誰でもが関心持たざるを得ない表現を随所に使っていて、ミステリーとしての興味だけでなくストーリーに引き込まれる。憎いほど上手いです。

それとあの「ロジカルモンスター」の異名を取る白鳥の特異稀なキャラと、交渉テクとしてのロジックの展開は思わず目を見張ってしまう。ネゴシエーション術の勉強をしてしまいました。

そしてこちらはなんと200万部を突破したというホームレス中学生たまたま娘が友達から借りて読んでいて「パパ読みたかったらいいよ、そのかわり2〜3日で返してね!」と言われ、これも親子のコミュニケーションのツールと思い、別の1冊を読みかけにしてチェック。

結果的に行き帰りの電車の中だけで充分だったのだが、これも最近活字離れが叫ばれている中高生でさえ嵌ってしまうのも納得できる内容。
正直言って、これをもってどう親子の会話に発展させるのか悩んでしまうレベルだったのだが、殆どコミックのノリでそれなりに楽しめました(笑)

それにしても我が娘もこれくらいのレベルで無いと集中して読めないとなると、もう少し活字に親しめるような環境をつくってあげないとならないか?と反省してしまった(笑)
| comments(0) | trackbacks(0) | 21:57 | category: エンタメ |
# 昭和を懐かしむ映画2題
先週自宅でひとりの時間にゆったりと鑑賞した邦画2題。地上波でのオンエアをHDDに残したまま忘れていたのを思い出し、昼・夜1作品づつ楽しんだ。

まずは『ALWAYS 3丁目の夕日(1作目)』
いやいや堪らなかった。ボクが生まれたのとほぼ同じ時代設定。描かれたていたのは東京の下町でボクが生まれた田舎からすればあの映像の世界も紛れも無く都会だった訳で、なんでも数年遅れてやってくる田舎では、登場するオモチャや家電はちょうどボクが少年期を迎えた頃の体験とダブってくる。

家族中でプロレス観戦とか、アイスキャンディーのくじにあった「スカ」とか・・。
もちろん、扇風機に向かって震える声を楽しんだり、冷蔵庫に顔を突っ込んで遊んだり、あれもこれも懐かしく迫ってきた。

もう時代考証がどうとか、小雪みたいな美人なんかいたのか? なんて細かいことはどうでも良くなってくる。さすがに集団就職とかになると我々よりも一回り上の世代の話しで共感とまではならなかったが、とにかく特撮であそこまで表現してくれただけでも価値あり、敬服です。

「昭和ってやっぱりいい時代だったのかなあ〜」なんて感慨に耽ったあとに、2作目はなんと『バブルへGO!!:タイムマシンはドラム式』

これまた古きよき時代の昭和が舞台。といっても1990年の東京が舞台。ボクら世代にとってはモロに体験した狂乱の時代。さすがホイチョイ・プロダクション、よくもまあここまでバカバカしく、ただただノー天気に楽しめる作品をつくってくれたものだ。これまた感激(笑)

こちらもまた映像そのものも、登場する小道具も懐かしさのオンパレード。振り返ってみるとたしかに“バブル”な時代だったんですね。
ディスコのお立ち台とか、超ビッグな携帯電話とか。そしてチケットを見せながらじゃないと止まってくれなかった今とは全く逆パターンの深夜タクシー争奪戦の様子とか・・・。よくぞここまできめ細かく描いてくれましたって感じで頭が下がる。

先日会社でこの話題を振ったら20代の社員が「あれってホントにあった世界なんですかあ?」と驚きの一言。とそれを耳にした40代・50代のメンバーがここぞとばかりにあんなこと、こんなことの経験談で持ちきり。もう出るわ出るわ、バカバカしい昔話でひとしきり盛り上がってしまった(笑)

そしてボクが妙に反応してしまったのがこの両作品に登場していた薬師丸ひろ子。
冷静に観ると、なんと20代と40代と50代?を見事に演じきっていて、なぜか馴染んでいる。特に「3丁目・・・」では下町のお母ちゃん役が見事に嵌った感じで物語に欠かせない存在感を示していた・・・って昔ファンだったボクの贔屓目だろうか(笑)

とにかく楽しく、愉快なひと時でした。
こうなったら「3丁目・・・」の第2弾も打ち切りにならないうちに早目にチェックしなきゃ!です。
| comments(0) | trackbacks(0) | 18:51 | category: エンタメ |
# 赤い崖の女
久し振りの本ネタ。
赤い崖の女」山崎洋子著(講談社刊)なかなか良かった。久々の一気読み。
“横浜開港絵巻”のキャプションが「うん、なるほど!」と唸ってしまった。

幕末から明治初頭までの港町横浜を舞台に、ひとりの女性の半生をベースに激動の世の中で生き抜く市井の人々の風景を見事に描ききっている。もちろんフィクションなのだが、あたかもドキュメントの如く感じさせてくれるほど、きめ細かな取材の後がうかがえる。

来年には開港150周年を迎える横浜は、記念事業開催に向け「準備室」など設けて様々にPR活動を展開しているが、もしかしてこれもその一環かな?と思ってしまうほど、港町横浜の歴史が事細かに描かれている。
彼女(山崎洋子氏)自身記念事業にも関わっておられる様なのだが、以前の作品横浜アウトサイドストーリー“天使はブルースを歌う”」では自治体側と相当に対立し、お互いに相容れない関係だったんだよな。
とは言え、あれは随分と昔のこと、横浜自体を愛する彼女はきっとお役所側から折れる形でいまは協力者になっているのかも知れないな。

昨夜完読して即座に思いついたのが、「これって開港記念事業で映画化か・・・?」だった。結構行けそう気がするんだけど、どうなんだろう? 混乱の時代、当然事件や事故などのネガティブな話題もたくさん盛り込まれていて、お役所的にはまたまた異論を唱えるのかも知れないが、それらの暗い時代があったからこそいまの平和な街もある訳だし、街のイメージアップにも寄与できると思うんだよな。

まあ、ボクが発想するくらいだからもうすでに動き始めてるかも知れないですね。



| comments(0) | trackbacks(0) | 14:17 | category: エンタメ |
# 生花とジャズのコラボ
仕事始めの昨日7日、友人のお付き合いでライブに行って来た。
これがなんと初めての体験だったがジャズと生花のコラボレーションだという。

ジャズライブの冒頭で、演奏をバックに素敵なお花を生けるデモンストレーションをしていたのだが、正直言って生け花などにまったく疎いボクにはその演出の妙もいまひとつ理解出来ませんでした。

それはそれで解らない僕の責任なのかも知れないが、ジャズライブ自体もなんとなく消化不良。
60歳はとうに過ぎていらっしゃるだろうボーカルの女性と、ウッドベースにドラムスを加えたカルテットだったのだが、なんとなくイケテ無かった。
しかも第2部ではボーカルの女性のご主人らしい紳士が現れ、エレクトリックバイオリンを弾きながら夫婦でセッション。
ただこれが、ホームパーティーで友人を招きリビングで楽しんでいるレベルなら許せたのだが、2〜300人の観客が入っているホールでの有料のライブとしてはいささか不満だった。

とは言うものの、どうも主催者は連れのお仲間らしくネガティブな感想も言えないかと思っていたら、当の友人が『今日のライブはいただけなかった』と一言。

やっぱりそうだったんだ。
てな訳で、その後の食事タイムには友人と二人『あのパートでの演出は・・・?』とか『あの意図が理解出来ない』とか、『数千円の入場料を支払った割にはホスピタリティーが足りない』とかネガティブ談義で盛り上がってしまった(笑)

でもまあ、こんなコンサートもあるんだろうな・・・と納得。
せめて我々が仕切るときにはもう少しお客様を満足させられるような演出をしようという事でお開き。

ある意味いい勉強になりました。
| comments(0) | trackbacks(0) | 00:27 | category: エンタメ |
# アルパ奏者「上松美香」


先週の土曜日、墓参り帰りの首都高速ひとりドライブでFMから流れてきた音楽に聞き入ってしまった。
曲はだれでもが知る有名なラテン音楽だったのだが、なにかが違った。
『アルパ』という楽器だという。
なに気に聞いているとギターかシンセのようなのだが、ものすごく柔らかくて、そしてクリアーで透明感のある音。竪琴の仲間だということなのだが、奥行きが感じられ、アコースティックならではの柔らかさも印象に残った。
この「アルパ」という楽器、正式には“インディアンハープ”と言うんだそうだ。

とにかく良かったです。
演奏していたのはこのアルパ奏者の第一人者「上松美香」(アゲマツミカ)、調べてみたら結構人気らしい。

以前のアルバム「アニバ」では「風の谷のナウシカ」「魔女の宅急便」「天空の城ラピュタ」などスタジオジブリの曲や「ルパン三世」「銀河鉄道999」など日本の曲をアレンジし、ハープの曲らしくはないポップでリズミカルな楽曲も収録されているらしいのだが、今回のアルバムは原点回帰ということでラテンミュージック中心の構成なんだとか。

そんな訳でとにかく良かった、欲しくなってしまった1枚。
近いうちにTSUTAYAで何枚か視聴してみるつもり。
| comments(0) | trackbacks(0) | 23:27 | category: エンタメ |
# 読書の秋?・・・(笑)
連日秋雨前線の影響とかで、時折嵐のような雨風が続いていたが今日は穏やか。
そして夏の暑さは一息ついた感じで、本格的に秋突入ですかね・・・。
こうなるとやっと“読書の秋”ってことで、自分の記録用に最近読んだ本を3編。



まずは村上龍×中田英寿の対談集『文体とパスの精度

人間的に信頼し合っている作家村上龍とプロサッカー選手(当時)中田ヒデ、2人によるサッカー談義、そして人生論、文化論、日本人論って感じの対談集。それに2人が交換した5年間の往復メールで構成されている。

玄人好みのサッカー論はなかなか面白かったし、サッカーを通してみたヨーロッパと日本の文化の違いも興味深かった。あの多少アウトロー的な中田も村上氏には完全に心を許していたみたいで、氏独特の哲学に即したトークに素直に応じていた。

ヨーロッパのサッカーファンはサッカーに詳しいので見る目も厳しいけれど、その熱狂的な応援も凄い。この熱狂するファン心理をこの2人の天才は面白い表現をしていた。
『個人的な興奮による感情表現が人間にとって必要だと知っているのは、要するに豊かだからだよね・・・』
『それは物凄い量の精神的なキャッシュフローが発生しているからだろうね・・・!』

なんて感じで・・・、う〜ん、説得力ある。



川上弘美著『パレード

話題のベストセラー小説『センセイの鞄』のサイド・ストーリーってことでつい手を伸ばしてしまった。
その後のツキコさんだったり、彼女が少女時代の出来事だったり、ふたりが過ごしたであろう時間なんかを夏の午さがり、蝉しぐれを聞きながら、畳にねそべって、スイカなんか齧りながらという感じで(多分そうだった気がする)ツキコさんがセンセイに語るって感じの詩集っぽいつくり。

『センセイの鞄』に共感したファンにはそれなりに楽しめるかも・・・。ゆっくり読んでも30分くらいです(笑)



この前読んだ瀬戸内寂聴さんと山田詠美の対談集に刺激されて始めて読んでみました瀬戸内寂聴。
まずは出版時文壇を騒がせたと言われた『花芯

う〜ん、たまたま川上弘美氏が解説で語っていたのだが、たしかに当時の文壇のお爺さん達には刺激強かったんだろうな。この手の小説を女性が書いたっていうだけで「子宮小説」「子宮作家」なんて不本意なレッテルを貼られ、文壇からはアゲンストな批判を浴びることになってしまったんだろう。ただし、本人は全くそんな批判は意に介してなくて、自分は自分の表現方法で・・・!なんて思ってらっしゃったようでしたけどね。

これを男の作家が書いていたとすればきっと男性向け小説になってしまっただろうし、男にとって身勝手で理想的な女を描いただけじゃないかなんて批判をされていたんでしょう、きっと。
そこを女性視点で、しかもとても繊細で、いかにも女性らしい描写をしていることで女性読者の評価も受けることが出来たんでしょう。

先の対談集「いま聞きたい、いま話したい」でも山田詠美の質問に答えていたが、多分に著者自身の経験やら希望やらも詰め込まれていたんでしょうね。
・・・自分は世間から後ろ指指されることも沢山してきたけど、その時々の自分の思いに素直に生きてきただけ・・・みたいなことを言ってたような気がする。

で、結局読み終わってみればこれほど壮絶な生き方をした女性たちの物語なのに、暗澹とした思いは抱かせことなくサラっとした印象が残る読後感だった。

寂聴ワールド、もう少し浸ってみようかな・・・?
| comments(0) | trackbacks(0) | 23:30 | category: エンタメ |
Archives
Profile
Comments
Trackback
Mobile
qrcode
Search this site
Sponsored Links