それにしても反自民の勢い予想以上でしたね。
こうなると、昨日ここで言わせて貰った民主党のマニュフェスト実現に対す国民の目はより一層厳しいものになって来ますね。政権党となった民主党の各議員・執行部には決して逃げることなくその実現に向かって汗をかいて欲しい。
ただ正直言って決して容易くは無いでしょうね。
野党となった自民党はここぞとばかりに反論して来るだろうし、霞ヶ関の官僚達は執拗に抵抗することが容易に想像出来る。
そして国民はすぐに結果を求めたがるだろうし、無責任はマスコミはワイドショー的にそこでまた粗捜しをするが如く攻め立てて来るに違いない。
でも、気をつけなきゃいけないのは我々有権者・国民も同じだと思う。今回の審判を下したのは他の誰でもない我々有権者自身なんだから・・・。
歴史を変えることってそんな一朝一夕に出来ることじゃない。でもそれに賛同し、それを求める意思表示をした以上、ボクら国民もある程度時間を要することは容認しなきゃいけないんだと思う。
そんな中、今回の選挙でボクが驚いたのはマスコミ各社の獲得議席予想の見事さだった。
先週金曜日・土曜日、新聞各社の一面では「民主300議席超え!」なんて見出しが躍っていた。
これは報道各社が独自のリサーチによって導き出しているんだろうが、その確かさに驚かされた。
昨日のテレビ各局の選挙特番でもそうなのだが、まだ開票も始まっていない番組スタート時点から、投票所の出口調査を基に得票数を予測していて、それが結果的に大差ない数字で納まっていた。
やっぱり日本の統計学って素晴らしいんですね。改めて感心させられました。
広告という仕事柄、何年も前から毎日のようにテレビの視聴率というものに接していて、頼るべきはこれしかない為信じる信じないに拘らずお世話になって来ていた。が、正直言って猜疑心を抱かなかったかというと嘘になる。
とある事件発生時、某テレビ局が視聴率検証特番などを放送し「統計学上決して大きなズレは生じない!」とか結論づけていても猜疑心は完全には払拭出来ないでいた。
でも、今回でボクのその猜疑心はすっかり消えたような気がする。関係者のみなさんゴメンナサイ!
それはそうと、今日は
東京都議会でもやっと議会がスタート出来ることになったんだそうですね。
友人で都議会中継を担当している方から『やっと始められます・・・。』との連絡を貰った。
一足先に自民・民主が逆転し召集がかけられていたのだが、議長選任が纏まりつかず前回は空転していたんだそうです。衆議院の結果を見て自民の都議の先生方も腹を括らざるを得なかったんでしょうかね・・・?
それにしても歴史が変わる瞬間に立ち会えたのは貴重だった。
一先ずボクは新政権の力を信じることにします。政権政党となった民主党は是非我々の期待に応えられるような舵取りをしてもらいたい・・・!