さてさて、大学ゼミOB会2日目の記録を改めてエントリーです。
とりあえず7:00には起床出来ました。当然メチャクチャ寝不足だったが・・・(笑)
前夜の宴会は11:00過ぎに早抜けをし民宿のせんべい布団に潜りこむも、宴会から同室に来た先輩の気配に目が覚め、「部屋飲み」を始めてしまい結局5:00就寝。こりゃ眠いのも当たり前。
当然朝食の指定時間に現れたのは参加者の約半数にも満たない(笑)
とはいえ、2日目は先輩の付き合いで幹事側に廻ったボク。まるで団体旅行の添乗員状態でした。
バスの先頭の席でマイクを持ち、出発間際まで起き出してこれない後輩達を無理やりにバスに乗せ、予定から1時間近く遅れてなんとか出発です。
2日目のコンセプトは“体験”。
事前に予約は入れてあるものの、ロケハンも全く無しのため不安だらけの中、1ヶ所目の体験コーナーに到着。
人里離れた農業施設風の観光園での体験は「イカ飯」に「そば打ち」、そして「太巻きづくり」。
参加約40名、それぞれの希望と受け入れ側の調整をしつつ3グループに分かれていざトライ。
ボク自身は「そば打ち」体験したかったのだが、幹事役、員数調整の結果太巻きに挑戦でした。
ところがこれが想像以上に面白かったし、出来上がってみるとさらに満足。
そんな訳でコレ↓がボクの力作です(笑)
まずは右側。目標は「ツバキ」だったのだが、出来上がりはまるで「つくし」(笑)
そして左側は並べ方が悪く理解不能かも知れないが「さくら」。
これはなかなか力作です(自画自賛・・・笑)
教えられた通りに手を動かしてみたのだが、仕上がりはまるで想像できず、包丁を入れその切り口を見てはじめて『なるほど〜、こうなるのかあ。』 『それならあの卵とニンジンはもっと工夫して並べるんだったな』なんて、すぐまた体験してみたい欲求が駆られた。
とにかく参加者の殆どが初体験で、みんなで手作りした「イカ飯」「手打ちそば」に、この「太巻き」を大きなテーブルに並べ、全員でランチと相成った。
みんながそれなりに楽しんでくれていたようでまずは成功、嬉しかった。
そのあとはこれまた山中にある酒蔵を訪ね、「利き酒」体験。
酒飲みのメンバーもこの時間には前夜のアルコールもやっと抜けたようで、毎年数々の賞を受賞してるという「ソムリエハウス」と命名された酒蔵の利き酒三昧を堪能してくれたようだ。
即席で考えた体験ツアーにしてはエントラントもほぼほぼ満足。
それもその筈、例年は車移動のためアルコールにはまったく接することが出来ないのだから。
30年続いたこのOB会のイベントは『ゼミラリー』として育て成長させて来たのだが、全員でのバス旅という破天荒な企画をした今回だったが、テーマもコンセプトワークも1本筋が通っていて、みんなも想像以上に楽しんでいたようだった。企画をしてくれた後輩のアイデアに感謝。
「前年度よりも必ずクオリティーアップした企画をつくり提供すること」を求める恩師に鍛えられ、30年継続してきたメンバーの力量は確かだったようで、改めて敬服でした。
恩師が他界し、今年このイベントを実施すべきか否か悩んでいた後輩達だったが、決行して正解だったように思う。
口煩さかったあの恩師もきっと喜んでくれているに違いないと解散の際みんなで確信した2日間だった。