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友人と出掛けた、というか情報交換&夕食でちょっと立ち寄ったローカルな学生街の居酒屋。どちらかというと小規模のチェーン系居酒屋。
どうしてこうなるのか理解に苦しむ状況なのだが、通路を歩いていたボクの後ろにドンとぶつかると同時に「キャーッ!」と若い女性特有の悲鳴が被った。と同時にボクは背中に冷たい液体の存在を確認した。
振り返ると飲み物が載ったトレーを配膳台と思しきテーブルに戻し、ボクに駆け寄るなりしきりと謝っている10代の(多分)女性が立っていた。
状況はどうでも良いのだが、とにかく彼女はボクに向かってただただ「申し訳ございません」を繰り返すばかり。ボクはただ「お願いだからタオルでも持って来て!」と叫びたくなる。気配を聞きつけた別のこれまた10代と思しき女性がタオルを持って駆けつけてくれたのだが、ハッキリ言って冷たいです。ワイシャツの下のアンダーシャツまで濡れてる。
彼女自身はきっとアルバイト。与えられた仕事を忠実に、しかも一所懸命に全うしようとしていた際の過失なんだし彼女に怒ってみたところで仕方ないのだが、その後の店側の対応がどうにも悲しすぎた。
数分後テーブルに来たお兄ちゃん、どう見ても部下だったら怒鳴っちゃうんじゃないかという風貌。「申し訳ありませんでした!」と来たがどうみても素直に謝っている物言い、物腰じゃない。「うちのアルバイトが・・・」と来たから「お店のひと?」と聞くと、「いや」。
「お店の人は? 従業員の方呼んで!」というとその青年はふくれっ面で「どうして自分じゃダメなんですか?」と突っかかってきた。この手のお兄ちゃんと口論もしたくないので「とにかく社員の方呼んで!」と引き下がらせると、次には一応謝り方には誠実さが見える青年が同様に「申し訳ありませんでした」と来た。
「従業員の方?」「いえ」・・・?
ここで同席していた友人が「社員の方呼んでよ、いるんでしょ!」と多少強い口調でいうと「申し訳ありません。いま店長に電話したんですけど繋がらなくて・・・」
「別の人は? 一人だけなの?』
「いや、もう一人のひとも繋がらないんです・・・」
そして「申し訳ないんですが、クリーニング出してもらって領収書送ってくれませんか?」と来た。
チェーンの居酒屋ってこんなものなんでしょうか?
社員不在で営業をし、本部にも店長にも連絡がつかないってそんなことあるんだろうか?ボクはとにかく冷たくって気分が悪かっただけ。しかもまったく誠意が伝わらない対応をされて気分が悪かった。数百円のクリーニング代をどうこうして欲しい訳じゃない。
「連絡先教えて下さい」と言うがさすがに名刺は渡したくなく、携帯の番号だけ言い残して早々に店を出た。もちろん1円と違わず御代も済ませて。
そして翌日、ソフトボール練習明けのいつもの反省会に携帯に着信。
店長と名乗る人間から連絡があったのだが、残念ながら「もうお願いだから電話しないで!」って気分で電話を切った。これならまだあのアルバイトの青年の方が誠意が伝わったかも?って思えてしまうほど悲しいコミュニケーション能力でした。何を言いたいのかも伝わらず、侘びの言葉さえ滑ってる、というかノイズにしか聞こえないほど不愉快だった。
考えさせられちゃいました。
シャツの冷たさよりも世の中の若者たちのコミュニケーション能力の低さとあまりの常識の欠如に愕然とさせられてしいまった。失言問題で辞任した某大臣を擁護するつもりはないが、学校教育もうちょっとしっかりしろ!と言いたくなった。
そして反省も込めて世の大人ももっとしっかりと後世を考えて子供達を教育すべきなんじゃないかと・・?
そんなボクは今日から5回シリーズでホスピタリティマインドの研修です。
まあこのお店や従業員などはホスピタリティマインドなど語る以前の問題。大人の人間としての常識とかコミュニケーションの基本をもう少し学んで欲しい。っていうか経営者と彼らを育てた親や世の中の問題なんでしょうけど。
チェーン店の名前は伏せておきますが、やっぱり世の中緩み過ぎ、日本の教育は確実に低下してますね。
地元の小学生を見る限りこれまでそんな違和感は感じなかったんだけどなあ・・・。
いずれにしても、ボクは自分にも欠けていると思われるマインドを勉強してきます。
タイトルは『ホスピタリティ(おもてなしの心)とコミュニケーション』(笑)
なんか奇妙なタイミングです・・・(笑)
昨日、自分達の試合とボランティア審判を終えたあと、ホームグラウンドに戻り居残りで練習していたメンバーの輪に加わって無理をしたのが良くなかったか? 守備でゴロを処理し踏ん張った瞬間にピリッと来た!
伏線は土曜日の練習時にあったんだよな。
練習中に違和感を感じていた為、昨日の試合前にはしっかりとサポーターをして出掛けたのだが、季節外れの寒さの中、最後の試合まで審判をしていた時になんとなく硬まりつつあるフクラハギを意識出来ていた。
この春に痛めたのと同じ位置、やっぱり無理しちゃイカンですね。
これからまた寒くなる時期、気をつけよう。
そして、今朝はもう一箇所、いままでまったく感じること無い部位に筋肉痛が・・・。
これは間違いなく筋肉痛です。痛みを端的に表現すれと“寝違え”です・・・?
今朝、散歩しながら考え、ハタと気づいた。
痛みの原因はコレ↓
そう、金曜日に納車され土曜日から乗り出した“ゲンチャリ”(笑)ボクの新しい愛車『Honda Today』です。
20年ほど前、友人のバイク(350ccだったかな?)を借り、一日、田舎までの往復に跨った記憶があるが、それ以前の記憶では大学1年生まで遡る。
いま毎週取り組んでいるソフトボールの審判で、グラウンドまでの行き帰りに利用したくて購入した。もちろんそれ以前にも近所のホームセンターや郊外型の電気店・スポーツショップにちょっとした買い物に出掛ける度に所有欲が高まっていた。
なにせ、この手のショップは週末どこでも駐車場には行列、電気店に電池パック1つ買いに出てもいつもあの車の列に閉口していた。
そんな訳で購入したゲンチャリ、めちゃくちゃ快適で、この土日近所を走り回っているうちにふと気が付いたら10km近く走っていた。
首筋の痛みは間違いなくこの走行時の痛みです(笑)
慣れないヘルメットを被り、走り慣れた道路も車で走る時の10倍以上緊張している。
この解決法は“慣れ”しかないようです。来週からも毎週走り回ってやろう!
なにせガソリンの燃費は車の10倍近くですからね。
毎週走ればこの首筋の痛みも感じなくなることでしょう。
それにしてもこのミニバイク、想像以上に快適な大人のオヤジのオモチャで、暫くは楽しめそう(笑)
宮里美香がアメリカLPGAツアーのクオリファイテストを受けてたんですね、知らなかった。
1次予選会で佐伯三貴、大山志保らと一緒に出場し23位という結果。30位タイまでに与えられる12月の最終予選会への出場権を獲得したんだそうだ。
う〜ん、頑張って欲しい。
宮里美香はトップアマとしてこれまでも国内のオープン競技を中心にプロの大会に出場し、何度と無く最優秀アマに輝いたりしていた実績がある。とはいえ、その時点ではまだ現役高校生。そして今年の春、沖縄・興南高を卒業したばかり。
その彼女が結局日本でのプロテストは受験せず、いきなりUSLPGAツアーへの挑戦を決意したんだそうだ。いいな、こういう発想。これからはきっとこういう選手がどんどん出てくるんだろう。
これが曳いては女子プロゴルフ界全体のレベルアップ、活性化に繋がっていくんじゃないだろうか?
かたや、日本プロ野球界ではENEOSの投手、田沢純一選手がメジャー挑戦の決意を固め、12球団に対し、「ドラフトで指名をしないで欲しい!」という声明に対し、各チームの代表者が顔を揃え、「けしからん!」とか「日米のドラフトシステムを見直すべきだ!」とか言って、ゴタゴタしてるんだそうだ。
なんだか違和感を感じるんだよなあ。
そこには選手の可能性や、球界の将来なんて発想はどうにも見えて来ない。
有力選手の海外流出を防ぐために球界自体をどう魅力あるものにしていけばいいのか?ってことを先に論議すべきじゃないのかな?
そんな今日、ボクは市民体育祭ソフトボール大会の準決勝。昨日の午後、今日の試合に向けかなりハードな練習をこなしたお陰で昨夜は早々にダウン。そして今日は6時起床で8時にはグラウンドをランニングしていたし、自分の試合終了後は2試合の審判ボランティアまでこなして来た。
試合はまたまた危なげなく大勝。40代の女性エースの完封までおまけについて、これで優勝最有力候補となった。なんとか来週の決勝戦はメンバー全員が揃いそうで、来春の都大会が見えて来た。
あとは雨の降らないことを祈るだけ。翌週になるとボク自身も出場できないし、主力の何人かも出場が危ぶまれる。今週はみんなでせっせと“てるてる坊主”をつくることになりそうです(笑)
というわけで今日のボクはボロボロ。
まもなくダウンです。
なんと今年上期(4月〜9月)のゴールデンタイム(19時〜22時)の平均視聴率でNHKが民放を追いやりトップに立ったんだそうだ。
世の中確実に変化してきているんですね。
要因として大河ドラマ『篤姫』の好調さが大きいとは言っているが、そればかりじゃ無いんでしょう。
最近極端に見る機会が減ってるが、正直言っていまの民放の番組かなりレベル低下してますからね。、さらに、各局とも業績不振でこのあとさらに制作費を切り詰めて行かざるを得ない状況らしく、質向上はしばらく望めそうに無いでしょうね。
それと時を同じくして読み出したある書籍で“目からウロコ”の衝撃を受けた。というか、「なるほど!」と唸ってしまった。ボク自身も感覚としては理解していたのだが、こう改めて言われると「そうだよ、それなんだよ!」なんて声に出して叫びたくなってしまった。
どちらかと言うと業界向けのハウツウ本なのだが、電通のコミュニケーションデザイナー、岸勇希氏著で、その名も『コミュニケーションをデザインするための本』
その冒頭、第1章「変わるメディア環境」の導入部分、彼が大学の講演なのに出た際にまずはじめにこう切り出すんだそうだ。
『毎週必ず見ているテレビ番組がある人は手を上げてください』すると約3割。一方『mixiなどのSNSやブログを頻繁に利用している人は?』とたずねると、実に6割を超える学生が手が上げます。唸りますよね。こういう事象、ものすごく説得力がある。
ただ、著者も言っていたが、「だからテレビはもう終わりで、これからのコミュニケーションはネットだよ!」と言っている訳ではない。
生活者の行動は確実に変化してということをきちっと理解して、コミュニケーションプランを考えないといけない。コミュニケーションをビジネスにする人間は肝に銘じましょう、って話になっていく。
やっぱりボクらオヤジはしっかりと頭を切り替えなきゃいけない。
10年前、20年前の広告業界の定石なんていうのはもう間違いなく通用しないだろうし、ある事象では180度転換せざるを得ないなんて場面も起きてくるんだろう。
さあ、オジサンはせっせと勉強しなきゃ!です(笑) それにしてもついていけるか・・・?
いずれにしても、この後が楽しみになってきたハウツウ本です。
急いで読もう!
まだまだ暑がりのボクはタオルケット1枚で間に合っている状態なんだけど、気が付けば今朝はチョッとばかり丸まって寝ていました。
でもって、すぐさま散歩に出ようとしたのだけど、窓を開けてブルッ。しっかりと秋の気配が忍び寄ってきていることを実感。う〜ん、こんなお天気でゴルフがしたいものだ・・・なんて、雨天中止になった月曜日のお天気をまだ恨めしがっている・・・(笑)
そういえば、とうとうボクにも届きました社会保険庁からの『年金特別便』
ニュースなどでも報じられているように、現役でサラリーマンをしている我々にも、もちろん国民保険に加入している方にも全員発送し確認をとるんだそうです。
いやはや大変なことです。このスタミナ、とうか手間は凄いことだろう。ご苦労なことです。
ただねえ、ここまでボロボロと不正や不手際や不誠実な対応など騒がれ続け、別のお役所の不祥事や不始末なども後を絶たずに出ている現状で、このお便りに我々国民が誠実に回答したとしても、果たして彼らはそれに誠実に処理してもらえるのか甚だ疑問です。
「これだけ問題が表面化してるんだから、一応やるだけはやっているポーズとろうぜ!」とか、まだまだ現役でいる人間には5年〜10年かけてゆっくりやれば良いよな!」なんて会話が交わされているんじゃないだろうかと、猜疑心が先にたってしまう。
とはいうものの、ボク自身の履歴にも不備がある可能性もあり、しっかりとチェックです。
社内にも同年代で同じように届いたばかりの書類に記入している同僚がいたので「どう・・・?」と声を掛けてみたが、そこで大きな違いを発見。
そうなんです、ボクは転職を経験してるんだよな。プロパーで転職経験なしの彼らの履歴はたった1行。「全然問題ないし、住所をしっかりと記入して終わりだもん、ホラ」って。そっか、転職経験も無い彼らは年金手帳の記号も番号もチェックの必要が無いんですね。
転職暦のあるボクは昼休みに人事に出向き、預けてある手帳を出してもらいチェック、自分自身の過去履歴もしっかり確認して来た。
それにしても何度も転職したり、途中休職があったりした方は結構漏れがあるらしいです。半年しか転職浪人していないのに1年とか2年とか期間が開いていたり、1年で辞めたりしている期間は空白になっていたりとか・・・。さらにサラリーマン女性で結婚や離婚があり、そのたびに姓が変わったりしていると(法律がそうなんだから仕方ないのだが)かなりの確立で空白期間が出来てしてことがあるようです。
それにしても酷い話ですよね。
しかも、最近の報道では実際支払った掛け金よりも少なく記録されているなんてこともあるらしい。
今回の特別便ではその掛け金や将来の受給金額までは記録されておらず、希望者は問い合わせると概算だけは教えてくれたりするようですが、これとて信じられなくなってしまいましたよね。
まあ、しばらくは日本全国彼方此方でこんな会話がなされるんでしょうね。
そうそう、一先ずボクの記録は安心でした(笑)
久し振りに年老いた母親の手料理を頂き、コミュニケーションをとり(どうも最近は愚痴っぽい会話ばかりだが・・・笑)母親のベッドの横に布団を敷き休む。
年老いた家というのは夜も早い、珍しく12時前に就寝。でもその分当然朝は早い(笑)
今日も6時には起きだし、母親が朝食を用意する間、犬がいる訳でもないのにいつもと同じようにひとり散歩なんかもしちゃって、行き交う他人の飼い犬なんかを観察してしまった。
早々に墓参りも済ませ、自宅に戻っても昼前。
家人と娘は母校のラグビー公式戦観戦とかで入れ替わりに外出した。となると3〜4時間は一人の時間。
「よ〜し、このタイミングが絶好!」と先日同僚が同録してくれたDVDじっくり鑑賞です。WOWWOWオリジナル放送の『シリウスの道』
いや〜、良かったなあ・・・。
原作で嵌まって、wowwowでドラマ化って聞いたときには、「ウソでしょう。なぜにwowwow? しかも単発? せめて2〜3回の連続にしてよ!」「下手はキャスティングしないでよね」と正直疑ったのだが、いやはや、やるもんです「wowwow」拍手モンです。
キャスティングも、演出もそれなりにしっかりしていた。
一話完結にしてる関係で多少ストーリー展開に無理もあったが、それなりに良いつくりでした。
特にボクがドラマ化の話を聞きつけた時一番に心配していた立花部長は“真矢みき”がなかなかいい味出してたし、“寺島進”の浜井勝哉もナイスでした。
約3時間、もちろんまったくCMも挟まれず、言ってみれば映画とほぼ同じ感覚ですよね。
そう考えるとNHKの3〜4話シリーズと同じくらいのボリュームになってたんですね。
とにかくその3時間、全然見苦しさもまどろっこしさも感じさせず、すっかり堪能させてもらいました。
特に同業に身を置く身には会話なんかも楽しめるし、ドラマとしての厚みもそれなりにしっかり保ってました。
今日改めてサイトをチェックしたら、21日の日曜日にもうリピートされてたんですね。
たぶん、あと1回は、いやもしかしたらあと2回は再放送があるんじゃないかな・・・?と思います。
都合つく方はぜひご覧いただくことをお勧めいたします。
朝5時半に起き出し飼い犬の散歩に出た時点でも強烈な雨。その時点でキャンセルも考えたのだが、同行の若者の「取り敢えず、現地に行きましょう!」のジャッジに従いコースに向かう。幸か不幸か行きの道々は「もうこれで今日は上がるかな?!」と勘違いするくらい小振りに・・・。
うーん、やっぱり甘かったです(笑)
結局コースに着いてから中止を決定。コース側も我侭を許してくれ、我々は朝食も食べずにコースを後に。
それにしても、雨での中止なんて何年振りだろう?多分4ー5年経験がないハズ・・・。
幸いにもレインウエアもここ数年使った記憶が無い。
その後はみんなでファミレスで朝食、そして若手の提案で近場の練習場でグループレッスンとなった(笑)まあ、こんな経験も珠にはいいか・・・?
今月のゴルフは結局これで予定終了。
しばらくソフトボールに集中し、ゴルフは来月上旬までお預けになりそうです。
市民体育祭、ソフトボール大会第3日。
雨が降ったり止んだりの一日、途中中止も想定されたが、グラウンドはなんとかコンディションが保たれ、晴天続きの夏場よりも良かったくらい。但し、スライディングを敢行したメンバーは『今日はまたおかあちゃんに怒られそう・・・』なんて嘆くくらいユニフォームは泥だらけになっていた(笑)
一般の部は12時から、僕ら壮年の部は14時試合開始。アップ時点ではビショ濡れになったものの、試合開始前には上がり、試合中もなんとかもってくれました。試合の方は一般の部は相手チームのメンバーが揃わず不戦勝、壮年の部は危なげなく勝ち上がり来週が準決勝。あと2試合無難に勝ち進めば今年もまた都大会出場決定です。
当のボクは今日4打席、3打数2安打1四球。クリンナップの役目は果たせたようです。
それにしても、昨日また練習でバッティングピッチャーを引き受けたのが腰に来ている・・・(笑)
今日も結局、朝一番からの審判ボランティアはパスさせてもらって、ゆっくり睡眠を採らせてもらった。やはり先週いっぱい連日の会食・宴席はきつかったんだろうな・・・。
明日も一日雨が降ったり止んだりの一日なんでしょうかね?
なぜか今年は雨降りのゴルフは多い。陽が差すのは無理にしてもなんとか雨だけは上がってくれないかなあ・・・?
そんな雨降りの一日、我が家の娘と家人は駒沢競技場へ。
高校サッカーの応援と言って勇んで出かけたものの、こちらももちろん雨降り。試合も負けだったらしく、疲れきって帰ってきた。
そういえば今年正月全国のサッカーファンを虜にした都立の星、三鷹高校も今日負けたようです。
東京では去年国立出場を争った2校(三鷹高校・早稲田実)が共に2回戦で姿を消すことになってしまったようです。
さあボクは明日も早起き、早めにんで疲れを取るようにします。
同業者の方で年齢もほぼ同年代の方のお子さんが難病に襲われ、生死の境を何度も彷徨っているという。
何度か食事も酒席もご一緒したことがあるのだが、お父さんは元々スポーツマンで、仕事の話よりはスポーツの話題ばかりしていた。
息子さんを襲った病名は『拡張型心筋症』風邪と思って駆け込んだ病院で突然告げられたのだという。重度の心不全で心臓移植以外に助かる途は無いという。しかし残念ながら、いまの日本の法律では15歳未満には移植が認められていないということで、13歳の彼を救うには海外での移植手術を選択するしかなかったんだそうだ。
昨日知らされたのは同業者仲間からの「ぜひ協力願いたい」というお知らせでした。
募金目標額:138,500.000円に対し、昨日時点での達成額:59,355,107円だそうです。
僅かながらボクも寄贈させていただいた。お父さん似でスポーツ大好きだった彼が、また元気に思いっきりスポーツが出来るようになることを願って・・・。
ボクがこれ以上語っても・・・と思いますので、よろしかったらこちらをご覧になって下さい。⇒『天晴君を救う会』公式サイト
ご両親の言葉だけ以下に引用させていただきます。
天晴は病気知らずの元気な子供として成長してまいりました。
小学校時代は地元のサッカーチームに所属、地域のマラソン大会に参加したり、
中学生になってからはテニス部に入るという、活発な子供でした。
ところが今年の二月上旬、千葉県の「なのはなテニス大会」を目前に控えていた頃
珍しく風邪をこじらせたような症状が続き、近くの病院を受診。
改善されず、総合病院を受診したところ低血圧と脱水症状のため即日入院。
その晩に呼吸不全があり、翌朝のレントゲンで心臓の拡張が認められ
救急車で千葉大学附属病院ICUに搬送されました。
診断は「特発性拡張型心筋症」
子供では30万人に1人か2人に発症といわれる、先天性でもなく遺伝性でもない予後の悪い難病・・・・
突然の宣告は、受入れ難く、胸がつぶれる思いでした。
原因不明の病気だから、原因不明のまま治るかもしれない、という我々両親の一縷の望みも秘め、心拍数やエコーの心臓の動きを祈りながら見つめて、内科的治療を進めてきました。
しかし五月の連休頃から心不全は急速に悪化、内科的治療が限界になり
五月末にヘリコプターで東京大学附属病院に転院、外科的治療が開始され、
六月になり補助人工心臓を装着し、現在に到っています。
補助人工心臓が装着されるまでの集中治療室での数日間は、最高レベルにまで心不全、呼吸不全が悪化していたため眠れない、食べられない日々が続き、本人も、側にいる我々両親にとっても辛い時間でした。
時には祈りとも叫びともつかない『生きたい!まだ死にたくない!』ということを口にし、またある夜には、やせ細った顔に目だけがキラキラと澄んで『家に帰りたい。家にちゃんとサヨナラしていない。』とつぶやきました。
風邪だと思い外来で受診した本人は、まさかその日からずっと家に帰れなくなるとは想像もしていなかったことなのです。
あの時の息子は生死の淵に立っていたのだと思います。
普通でも両親とのコミュニケーションが難しい年頃になり、かつ病気によって極端に口数も少なくなった息子が我々両親にとても素直に『ありがとう』と言いました。
眠れない長い夜、消灯された病室で私達の顔をしっかり記憶に収めようとするかのごとくジっと見つめ『ありがとう。僕に気にせず、ちゃんと寝てね。』と。
実際この後、一時心肺停止に陥り、あぁ、もう駄目か・・・と思った瞬間もありました。
先生方の素早い応急処置と、本人の「生きたい!」という強い意思が通じたのか
命は繋がれ、翌日の手術により体外式の補助人工心臓が装着されました。
今は補助人工心臓のお陰で、眠ることも、食べることもできるようになりました。
ただ本人の心臓は、左心のみならず右心不全もあり、極めて悪い状態で、不整脈など様々な合併症の不安の中、命を繋ぐには、出来るだけ早く「移植」するしか途がありません。
そして15歳未満の臓器提供が法的に禁止されている日本では、その機会がほとんど無いに等しい現状です。悩んだ末、米国での心臓移植を決意しました。
是非、皆様の温かいご支援とご協力によって、命を繋がせていただけたらと切に願います。
身近な方ばかりでなく、まだ見ぬ方々の善意におすがりするのは、誠に心苦しく、申し訳ない思いで一杯ですが、「命を救いたい、繋ぎたい」その一心でお願い申し上げる次第です。
どうか、お力をお貸しください。
2008年 9月
まずは「ハゲタカ」つながりで、真山仁著『虚像の砦』(「メディアのとりで」と読ませるらしい)
テレビ局が舞台。オウム真理教による坂本弁護士一家殺人事件、イラクでの日本人拉致事件をモデルに物語は進んでいくのだが、あまりにもリアルな事例だっただけに複雑な心境で読み進めた。
とくに弁護士一家殺人事件はあのテレビ局がモデルな訳で、以前ボク自身も担当していた局だっただけに、登場人物を実在のある社員に置き換えることも可能な環境で、余計になんとも言えない微妙な想いを抱きながら読んでしまっていた。
多少ストーリーに無理な展開も見られたが、現実に近い組織の論理などが絶妙でまたまた嵌った。
民間テレビ局に内在する報道機関という側面と、資本主義社会における民間企業という側面をどうバランス良く保って運営して行くか、がきっと彼らの永遠の課題のハズ(?)。その各々の論理がぶつかり合う組織内の姿が細かく、そして丁寧に描かれていて興味深い。
放送免許の更新、捏造や誤報、バラエティーと報道の葛藤。
スポンサー・広告代理店・政治家、そして財界なども巻き込み、微妙に絡み合いながら、自社の歩む道はこうあるべきと主張する役員、正義感に満ち溢れた報道局員、視聴者を笑いで幸せにと追求する制作局員、いやいや良く取材されている。まるでドキュメンタリードラマのような匂いを振りまきながらのタッチは流石です。
こちらは「シリウスの道」つながりで手にした藤原伊織著『てのひらの闇』
先日DVDを収録してくれた同僚が今日、著者の営業時代の逸話を聞いたと語ってくれたが、どうも彼はこの小説に登場するように六本木・麻布・青山あたりの夜の街でも有名人だったらしい。そして多少ハードボイルドタッチでのアルコールの楽しみ方がお好きだったんだそうだ。
そんな著者の嗜好がこんな物語をつくらせたんでしょうか?少しばかりハードボイルドで、暴力団組長なども登場し、それに立ち向かったいく主人公のサラリーマン(企業の宣伝課長)も実は元暴力団組長の息子だったという秘密の経歴の持ち主。でもって、これらの登場人物のキャラクターがとにかく立っていて、みんながみんな魅力的でカッコいい。会話なんかもキレが良くって、テンポもいいし、ストーリー展開も実に良く出来ている。
ただ、どうも登場人物達の相関が漫画チックに出来過ぎていて、多少現実感に欠ける部分もあり気になったのだが、それでもやはり面白い。
ホントに著者自身があこがれていた世界を描いたんじゃないかと思いたくなるような、大人の男にとって魅力的な物語でした。
いずれにしてもお勧めです。