ごん太のスポーツ塾

:::50代オヤジのスポーツ中心の気侭な戯れ言。ときには日々の日記も:::
<< August 2006 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
# スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | | category: - |
# 夏の終わり 
なんとか今日のプレゼン終了。
う〜ん、手応えがどうもいまひとつだったなあ。
本来パートナーであるはずなのだが、どうも肌感覚でこちらの体温が伝わってなかった、なんとも味気ない形で終わってしまった印象。
まあ、パートナーであるはずだと思ってるのはこちら側だけで、先方は時にクライアントだったりして、はたまた時には親会社での発言をしたりする。サービス業だと思って20年以上身を置いてきたこちら側ついつい気を使った発言をする為、本音が上手く言えてないんだろうな、終わってからみんなで反省。これからちょっとその辺りを切り替えてみようと言うことで合意。まあ、これからバタバタが続きそうだし、『今日のところはこれで良しとしよう』で頭切り替え。また明日からだ。

ところで今日で8月も終わり、言い換えると夏休みも終わったって感じ。ボクの場合まだ1日残ってたりするんだけど、なんとなく終わりって雰囲気になってきちゃったな。
結局旅行も海も無し、でも終盤で“夏の甲子園”という貴重な体験も出来たし、ついでに京都のこんなお店にも連れて行ってもらえたし、なかなかいい夏休みだったのかも知れない。うん、そう思うことにしよう。

京都、蛸薬師通りにある和同漢菜『菜根譚』
どうもアチコチに同じ店名であるのだが(東京・赤坂にも)、それぞれ暖簾分けというかフランチャイズのような形態であって営業は全く別らしい。
ここ京都は「いかにも京都!」って感じで、町家あとを建物まるごと残し、厨房などを改装しただけで雰囲気ももちろんそのままで、料理は文字どおり和と韓と中をミックスしたような今風なメニュー。東京赤坂の店も昔の「お茶屋さん」をそのまま使って同じ様なメニューを提供してくれている。
なかなか楽しく、美味しく、そして嬉しかったです。



それにしても、やっぱり京都って興味深かった。いまさらと笑われるかもしれないが、電話で「今からいう住所をそのままタクシーの運転手さんに言って来てよ」と言われ、メモをしようとしたが全く出来ない(笑)
そう、日本語なんだけど書けないんですよね。
例えばこのお店「蛸薬師通り」って言われて「・・うん・・?」っと言ってはいるものの「たこ」が書けない(笑)
友人の家が「堀川今出川」バスに乗っても「一条戻り橋」「堀川下長者町」これ電話で言われてもすっと文字が出てこないですよね? ボクだけかな・・?
その友人は「そのまま読めば大体合ってるよ」とか言ってたが、やっぱり1回口の中で言ってからでないと言葉として出せない。
いや〜、メチャクチャ暑かったけどやっぱり京都また行ってみたくなりました。

そんな訳で今年のボクの夏は終わりそうです。
やっぱり少しバテてるみたいです。
(写真はボクの唯一の記念品<笑>阪神電車の「スルっとKANSAI」)
東京郊外のこの辺りは気持ち“秋”の気配が感じられてきてます。
今週末はゴルフの競技会もキャンセルしたし、ゆっくり寝ることが出来そう。
| comments(0) | trackbacks(0) | 23:48 | category: 戯言 |
# 夏バテ・・・?
イカンです。
どうも夏の疲れが蓄積したようで体の元々弱い部分に症状が出てきてしまったようです。

先週末「2〜3ヶ月に一回は」ということでお約束の歯の定期健診の予定だったのだが、なぜか急に動き出した仕事に追われ行きそびれてしまい、今日になっていたのだ。
そんな時に運悪く症状が出て来るんだよな。
先週末から歯茎の腫れが出始めてきており、それでも生来の“宵っ張り”と“節制”という文字を知らない性格が改まらず、週末もいい気になって遊んでいたのが良くなかったみたいです。
仕事のバタバタの中ランチの時間を潰して行ってみたところ案の定、腫れがひいてる訳がなくまたまたセンセイのお叱りを受ける羽目に・・・(笑)

それにしても、やっぱり夏場暑い盛りの睡眠不足が尾を引いてるんだろうな。
それに加えて一週間前の甲子園フィーバーも。やっぱり年寄りに深夜バスの往復はしんどかった様で腰と背中の痛みが全然収まらなかったもんな。

こんな時に限っていままで暇だった仕事が急に動き出して立て込んでくる。
いまも持ち帰り仕事してたけど今日はこの辺で止めて少しでも睡眠を多く取る様にします。
プレゼンが木曜日、なんとか明日中に気張ってやっつけてみよう。

そんな訳で寝ることにします。

昨日までは秋の気配で涼しかったのに今日からまた夏に逆戻り、涼しいうちにゆっくり寝ておくんだったなあ・・・、反省。
| comments(0) | trackbacks(0) | 00:15 | category: 日常 |
# 杉山登志の時代

CMにチャンネルをあわせた日』杉山登志の時代。馬場啓一+石岡瑛子編 PARCO出版局 1978年12月10日発行

今日自宅に帰り、珍しく“休肝日”と決め、ビールの一滴も飲まなかったのが幸いした(笑)
なにげなくラテ面を見ていたら飛び込んできた毎日放送開局55周年記念ドラマ『ドラマ メッセージ〜伝説のCMディレクター・杉山登志〜』のコラム&番宣。

珍しくライブで見た。ドラマをそれもライブで見るなんて何年ぶりだろう?
最近テレビというと殆どスポーツかドキュメンタリーのみ、ドラマは見るにしてもDVDに撮り溜め時間のある時に“CM飛ばしで”だもんな・・・。

それにしても懐かしかった。
原作というかこのCM界の鬼才と呼ばれたこの人の実話を下に構成されたフィクションだったのだが、その鬼才を知る人達が“墓標”としてまとめたのがこの本です。
たしか大学の4年か、卒業間もない頃だったと思う。
たまたま広告系のゼミで、先輩や仲間もそっち方面を夢見ていた仲間が多かった影響もあり、発売間もないこの本が話題になりすぐに本屋に駆け込んで夢中になって読み耽って隅から隅まで何度も眺め、宝物のように本棚に入れてあった。本棚に入りきれずただ積んである状態の本が多い中で一部ガラスが入ったスペースにしっかりと収まっていました。

もちろんこんな人を夢見てとか、目標になどど叶わぬ夢を抱いた訳でもないが、間違いなくこの本は僕自身にその時点で物凄い大きな影響を与えてくれたんだと今でも思っている。
まあ一言で言えば“憧れ”だったかも知れない。
父親の仕事の影響で瞬間別の道を目指したものの、どうしてもこの世界に入りたくて直ぐに転職してしまった。きっとその時にもこの本を何度も見ていたんだろうな・・・。
いまとなって思えば「おいあの時の夢はどうしたんだよ?」って彼に叱られてしまうかもしれないが、ポジションこそ違え同じ世界に身を置きここまでやって来れたんだからまあ良しとしようか・・・?

きょうのドラマも正直つくりとしては多少甘さも雑さも見受けられたが、このタイミング(テレビCFの日)でこの人物を捕らえてドラマをつくり、改めて彼を世に出してくれたことに感謝しよう。そして彼からの今を生きる我々へのメッセージだと彼の偉業・言葉を印象付けてくれたことには拍手を送りたい。
それとワンシーン、なぜか知らぬ間に熱いものが頬を伝っていたシーンがありました。
ボクはこの作品の“肝”はきっとあのシーンだったんだろうって勝手に思ってる(笑)

この特番は資生堂の一社提供。
さすがにこのスポンサーしかなかったろうな(笑)もちろんドラマ内にも資生堂の宣伝部員が登場するわ、CMはバンバン流すわじゃ、他にスポンサー付きにくいもんなあ。
でもさすが資生堂さん、彼のドラマならときっと快く引き受けてくれたんだろうなあ。
ああ、イカンイカン、またそういう目で見る世界にばかり永く身を置きすぎたかな?
またまた杉山さんのお叱りを受けそうです。

ドラマ内に登場したCMどれも懐かしく見入ってしまったんだが、どれもこれも全く古さを感じませんでした、逆にとても瑞々しくってやっぱりインパクトがあった。
殆ど全て当時ライブで見ていた作品なんだけど、どれも印象的で全く色褪せてませんでした。
特に印象深い(当時から大好きだった)作品は、
資生堂シフォネット「図書館篇」とモービル石油「旅立ち」(のんびりいこうよ・・・)かなあ・・・。

せっかくだから彼の最後のメッセージを。
手元にある“墓標本”の中に小谷正一氏の杉山評がある(抜粋)

昭和48年12月13日、彼が息絶えた時、その書棚には自殺に関する書物が十数冊並び仏典が隣り合わせていた。死体検視の淀橋署のお巡りさんがこう呟いた。
〜この人は実にみごとな、うまい死に方をした・・。
紐の長さといい、その使い方といい、死ぬためのセッティングが、いかに苦しみを少なくし、いかに見苦しくなくするかという綿密な設計の上に縊死が演出されていたという。
杉山の死にざまは杉山の作品のように寸分の狂いもなかった。杉山はその死のCMをしたためて机の上に置いていた。原稿用紙のマス目から次のようなコピーを拾い出すことが出来た。
リッチでないのに
リッチな世界などわかりません
ハッピーでないのに
ハッピーな世界などえがけません
「夢」がないのに
「夢」をうることなどは・・・・とても

嘘をついてもばれるものです。


凡人はこれからもまたのたうち回りながら生きていくしかないみたいですね(笑)

いずれにしても、またこんな社会人一年生の頃の想いを振り返ることが出来ただけでハッピーな一日となりました。感謝!!
| comments(0) | trackbacks(0) | 23:56 | category: 仕事まわり |
# 地元コミュニティー
13年目を迎えた地元小学校PTAの親睦ソフトボール大会。
僕の場合もうすでにOBとなっており参加資格が無いのだが、この組織をつくり上げてきた自負もあり、応援団兼練習要員として参加。
市内の小学校(いまは19校かな?)のPTAを代表する親父たちが集まり、母親たちや校長先生なども交えての親睦を目的として始めた。
ボクも娘が小学校に入学した時点から参加したのだが、もうすでにOBとなって4年目。
ボクと同じ歳のオヤジでもまだまだ現役もいたりして寂しい思いもするのだが、2番目・3番目の子供がまだ小学生だったりすると参加可能なのだ。

まあ、その辺りは考えないこととして、19校を4ブロックに分け、各ブロックでは総当り(リーグ戦)を行い、代表2チームが決勝大会(トーナメント方式)で優勝を争う。
もちろん我等がチームはクラブチームとしても活動しており、多少メンバーが入れ替わるにしても予選段階では圧倒的な強さで勝ち上がる。

今日はその第2日目、予想通り全勝でブロック優勝。10月末か11月に行われる決勝大会への出場権を獲得した。

OBとなって見渡すと毎年しっかりと新人が加入してきており、憂いる状況では無さそうで安心した。
こういう会社や利害関係の全く無いコミュニティーはやっぱり財産だなあ。

そんな訳でこれから祝勝会に参加してきます(笑)
| comments(0) | trackbacks(0) | 16:41 | category: ソフトボール |
# ブランディング
朝日新聞の武蔵野ローカル版にWの制覇』「悲願の全国制覇を果たした早実の戦いぶりをたどり、その強さを生み出した背景に迫る」と銘打ったシリーズ記事(5〜6回?)が掲載されている。今日はその4回目。
私立の学校ではいづこも同じだろうが“スポーツ推薦”という名の特待生を入学させている。早実では略称“G薦”(グローカル:グローバルとローカルからの造語)というらしい。
しかし昔の所謂“スポーツ特待生”とは随分と環境が変わっているようで、中学校での成績でもある程度のレベルを要求しているらしく、昔はスポーツさえ出来れば・・・、というのが風潮が侭見られたのだが、創立100周年を迎えた2002年度からは初等部創設と同時に男女共学とし、スポーツ推薦用のクラスもなく普通科1本となってからは文字通り“文武両道”をより鮮明とする為制度も改めたようなのだ。
甲子園のメンバーを見ても他の私立名門校とは体格からしてそれは明らか。東京都予選での準決勝(日大鶴が丘)、決勝(日大三高)を見たときなんか「これどうやっても勝てないな」なんて思ってしまったくらい体格の差が見られた。そのチームがあそこまでの戦績を収める背景にはもちろん個々人の努力や指導者の力もあるのだが、学校側のそれなりの戦略も影響しているような気がする。
スポーツ推薦も中等部からの繰り上がりもそして難関の一般入試を突破してきた生徒もおり、その生徒たちがとにかく同じスタートラインから始めるのだが、もちろん力の差はある、それでも中途で辞める選手は殆どいないらしい。そこには昔の運動部特有の堅苦しい上下関係もなければ理不尽な徒弟制度などもなく、選手個々人の自主性を重んじる風土があるというのだ。そこから生まれたのが“考える野球”とにかく試合でも練習でも選手たちに考えさせ、いまチームに何が必要で、自分に何が必要かを考えてプレーをさせ、当然練習でもそれに備えたカリキュラムを組んで取り組むせるのだという。
「本人が必要と思わない練習は身につかない」が監督の持論でもあるらしい。
そんな風土から生まれてきたのだろう、試合を見た方は気づかれたと思うがバッティングフォームなども非常にユニークな選手が多いし、眉をそったり、足首にミサンガをしたりしてオシャレを楽しんでる選手もいたりするらしいのだ。

そして早大野球部では系属高校のレベルの底上げを目的として早実・早大学院・早大本庄3校に部員を定期的にコーチとして派遣しているという。これも大学と系属高校が連携して薦めているブランド戦略なのだろう。

となると、心配になってくるのが斉藤投手の今後の進路。
当然大学側ではそのまま繰り上がって神宮で活躍してくれることを願っているだろうが・・。まあ、しばらく見守って行きたい。

<閑話休題>
ここ数年茎と葉だけはつけ開きかけるものの完全な開花をしてくれなかった我が家の“猫の額”のゆりの花が今年見事に花開いてくれました。ボクの身の丈くらいになってます。うれしくなってついついシャッターをきってしまった。
| comments(0) | trackbacks(0) | 23:43 | category: 高校野球ファン |
# ワイルドソウル

久し振りにその展開の巧みさに引き摺られ一気読みした小説『ワイルドソウル』同僚から薦められた文庫なのだが、正直知りませんでした。

何気に読み始めたのだが完全にハマりました。
上巻を読み終え同僚に下巻の催促をしてみたものの「ちょっと待って!」も待ちきれず本屋に走ってしまったくらい(笑)

物語は40年ほど遡った日本政府のブラジル移民政策に端を発しているのだが、そこで言い知れぬ苦悩を味わい、無残な死を遂げた妻や兄弟や両親、更には自分自身の人生をも狂わされた男達が、許し難い杜撰な対応をした政府、その中心となった外務省に人生をかけて復讐するというストーリー。

とにかく主人公たちのキャラの設定や、その復習劇の設定が堪らなくいい。
そして導線としてのブラジル移住後の移民達の壮絶な生き様、苦悩の描写が圧巻で丹念な取材に基づいた事実から語りこまれているらしく、非常にリアルで説得力があり読む者を一気に物語に引き摺りこんで行く。

さらには登場人物の復讐に向けての行動における小道具や状況設定がこれまた面白い。多少ハードボイルドタッチなのだが、決して偏りすぎずヒューマンな心理描写もしっかりと抑えてあったし、女性視点での恋愛もの的要素も織り込まれている。

個人的には主人公のひとりの男のキャラに、物語を離れて妙に感情移入し共感を覚えてしまった。裏社会と隠れ蓑の表社会との2つの顔を使い分け、常に死を意識した緊張を強いられる環境に身を置き、そのストレスの捌け口として選んだのが車と深夜の首都高速。
そのあたりの描写にスピード感があり、スリリングで妙に感じ入ってしまった。

それにしても、復習劇の展開がこれまたアッパレで痛快だったし、1度ならず2度まで綿密に仕組まれた戦術は紆余曲折あったものの結果として清々しい印象を持ってエンディングを迎えることが出来た。

この物語、読者のもつ価値観によっては賛否が分かれるだろうな。
ボク的にはよく出来たなんとも面白い作品だったし、それでいて社会派サスペンス的要素も強く、ある男と女の恋愛がそれに微妙に絡んでいく。とっても得した気分の読後感でした。
お勧めです。
| comments(0) | trackbacks(1) | 17:18 | category: エンタメ |
# エンドレスフィーバー?!
甲子園フィーバーというか早実&斉藤君フィーバーはまだまだ終わりそうに無い。
昨日も今日もまだニュースもワイドショーもかなりの時間を割いているし、しばらく続きそうな気配が。

昨日学校に戻っての凱旋セレモニーも異常な盛り上がりだったらしく、関係者のみ入場が認められた会場に潜入したという我が家の娘も、家に戻ってからも興奮冷めやらぬまま喧しいったら無かった。

発表された決勝戦のテレビ番組視聴率を見てみた、ここでまた驚き。

8/20(日) NHK総合:29.1% テレビ朝日:4.6% 合計33.7%
8/21(月) NHK総合:23.8% テレビ朝日:5.5% 合計29.4%

(ビデオリサーチ:番組平均・関東地区)

参考に、再試合となった21日(月)の両番組の占拠率(同時間テレビ視聴世帯のうちのこの番組視聴の割合)を見てみると2番組計でナント62.3%でした。
この時間にテレビを見ていた世帯の6割がこの試合を見ていたことになる、脅威です。

日曜日の決勝は解るにしても再試合の22日は月曜日です。
もちろんボクのように夏休みをとっていた方もいたとは思うが、平日の昼でこの数字はありえない。

一般的に20%以上の視聴率を獲得するのは所謂ゴールデンタイムと言われる夜の時間帯だし、各局数億円といわれる制作費を懸けて放送するドラマやドキュメンタリー特番での視聴率とてここまでの視聴率を獲るのは稀有な存在だ。
特に昨今低迷が嘆いている巨人戦の視聴率にいたっては1桁台(10%未満)なのだ。

因みに30%近い視聴率を獲得する全国ネットの特番を提供したとすると、60秒(1分)1回でまあ2〜3000万円ってとこだろうか・・?
下世話な話をすると、決勝戦を戦ったこの2つの学校が認知度アップのとかイメージアップの為とかにこれだけのキャンペーンを展開したとしたら・・・・?

番組放送中は学校名が常に連呼されて、アナウンサーが野球以外の学校の紹介なんかもしてくれて、それが3時間ほどずっと続いて・・・。でもって今回はそれが2日間も。
あえて言えば全国ネットで3時間(180分)の特番を一社提供で放送するようなものだ。しかもあんな巨大なイベント会場を貸しきって、5万人の観客を動員して学校紹介をし、それが2日間。
間違いなく1校で○○億円は下らないだろうなあ・・・?やっぱり怖いです。
それに加えて翌日には学校の全景をヘリからの映像なんかも使っちゃって、しかもネガティブ要素は全く無しで全てがポジティブに表現されている。プラス新聞はスポーツ紙はもちろん一般紙も夕刊紙も・・、そしてこれからは雑誌でも。
これら全てをPR費に換算したら・・・。あ〜あイカンです、仕事目線になってきた。
いずれにしても想像を絶する数字になるのは間違い無さそうです。

それにしても17〜8歳の子供たち(?)が日本中の老若男女をこれだけ虜にし、3日も4日もマスコミがこぞって取り上げ、盛り上げていく。
これってなんなんでしょうね・・・?

アマチュアアスポーツの持つ魅力のエキスが凝縮されいっぱいに詰まってたんでしょうねこの大会には・・・?

考えてみたら首相の靖国参拝だとか自民党の総裁選だとかばかりのネタに飽き飽きしていた視聴者やマスコミ側にもタイミングの良い絶好のコンテンツだったに違いない。

でもって、猛暑の中で日々汲々とした想いで過ごしていた市民にとってはその日常を忘れさせてくれ、そこに一服の涼風を送りこんでくれたんだろうなあ。
つくられたアイドルや演出されたドラマでなく、ただひたむきに白球を追いかけている高校生たちの姿が・プレーが・・・。

う〜ん、やっぱり高校野球は魅力的だ。
| comments(2) | trackbacks(0) | 13:26 | category: 高校野球ファン |
# 京都
柳の番場
蛸薬師
菜根胆
| comments(0) | trackbacks(0) | 09:58 | category: 趣味いろいろ |
# やっぱりドラマチック!










どんな演出家がディレクションをしたらこんなドラマティックな物語をつくりあげてくれるんでしょう・・・?

最終回ノーアウトで1点差まで追いつめ、クリーンアップが登場、ピッチャーは大会最強と言われた4番打者を迎え今日一番のスピードボールを投げ込む。
見事三振に仕留め、迎える最後のバッターはこの大会一番の話題を集めたヒーロー。

「とにかく自分の一番のボールで勝負しよう」というバッテリー、それに対し最後のバッターも「3年間の練習の結晶をこの一振りに」との想いを込め全く臆することなく、バットを振ることに集中する。
まるで今年のオールスター戦の「清原vs藤川」の対戦を見ているようで、その一瞬これが高校生で、甲子園での決勝戦で、最後のバッターでなんてことを忘れてそのドラマに見入ってしまった。
そんな想いで見入っていたのはきっとボクひとりではなかっただろう・・・。

とにかく素晴らしく、文字通り球史に残る一戦だったし、感動しました。
高校野球ファンでいて良かった。


写真は、自分の部活の試合と重なり母校の優勝を100%満喫することが出来ずに愚痴をこぼしながらも、乗り遅れまいと躍起になっている?娘が集めてきた優勝記念グッズあれこれです。
| comments(0) | trackbacks(2) | 00:37 | category: 高校野球ファン |
# 歴史に残るドラマ


















高校野球の新たな歴史をつくった昨日の決勝戦。
その一場面に立ち会えた、感動を共有できた幸運に感謝します。

それにしても素晴らしい試合でした。
これこそ高校野球の魅力です。
自分が高校野球のファンでいられたこと、娘の縁でこの試合を単なるファンを越えた思いで見ることが出来たことに感謝する必要があると実感しています。

それにしても両チームのエースに頭が下がります。

決勝戦前日、京都の友人と入った京都“祇園”のお店で同席させていただいた紳士(60代?)と駒大の田中投手の話になった。
紳士曰く『ボクはあの投手が負けることを祈ってるよ。彼がこのまま勝ってしまったとしたら、彼の将来が心配だもの』と仰っていた。ここまでの彼の試合を何度かテレビ観戦した人生の様々な経験を積んできた方の言葉として印象に残った。
実はボクもこの紳士と同じ思いでいた。ただ、ボクの今の場合多少贔屓目(娘の学校の応援)での視点も入っているのかなと思って口にしていなかったのだが、やはり同様の感覚で見ていた方がいたことに安心した。
これまでの試合での彼(田中投手)の言動や試合中の表情に正直嫌悪感を覚えていたんです。同じ高校生であるにも拘わらず、相手チームや選手を見下すような発言、そして蔑んだような派手なガッツポーズ。もちろん、自分自身やチームの仲間を鼓舞する為の演出という考えもあるのだろうが、多少に鼻についていた。このまま勝利して、またぞろマスコミが囃したてることによって更にそれが増長し、もしかしたら自分を見失ってしまうことになるのではないか・・?
それは決して今後の彼の人生にプラスにはならないのではないか?と・・・。

でも昨日の試合、その彼が全く姿を変えていた。前日までの派手なパフォーマンスも、マウンド上で一喜一憂する表情の変化も全く見られなかった。(ラジオのアナウンサーが頻りにその違いを何度も何度も伝えていた)

田中君ゴメンなさい、謝ります。
君はやはり高校生でした、素晴らしい投手でした。
ぜひ今日また斎藤君と力の限り投げ合って、僕らを感動させてください。

そして斎藤君、もう敬服です。
彼もまたマウンド上で全く表情を変えずに全15回投げきってくれました。
そして最終回、相手の4番バッターに向かっていった投球は言葉がありません、素晴らしかったです。
最後の1球意外全てストレートで通し、それがこの試合最速の147km。
スタンドの全員がどよめき、夢中になって拍手していました。

ボクはこの素晴らしい試合に立ち会えとことに正直満足し、今日の再試合は見ずに帰ってきました。

いずれにしても今日まもなく再試合スタートです。

両チームの選手・応援団に陳腐ですが一言“がんばれ!”だけをいまは言っておきたい。
| comments(2) | trackbacks(1) | 11:15 | category: 高校野球ファン |
Archives
Profile
Comments
Trackback
Mobile
qrcode
Search this site
Sponsored Links