正月特番の視聴率をチェックしてみた(ビデオリサーチ:関東地区)。
ボク自身は例年通り年末年始の特番はスポーツものばかりチェックしていた。
大学ラグビーに高校サッカー、そして天皇杯サッカーにもちろん箱根駅伝も。
でもって、それらを中心に・・・。
なんと元旦から4日まで20%を超えていたのは3番組しかありません。
やっぱりテレビ離れはこんな形で現れてるんですね。
しかもそのうちの2番組は
「箱根駅伝」の往路(26.5%)と復路(27.5%)。
それ以外では
映画「HERO」(22.6%)のみです。
そういう意味では『箱根駅伝』というのはすばらしいコンテンツです。
で、ボクが見ていたスポーツ特番は・・・?
みんななかなかエキサイティングで楽しませてもらったんだけどなあ、如何せんテレビのコンテンツとしては相変わらず厳しいようです。
天皇杯サッカーの決勝戦(元旦)は6.8%、
高校サッカーは箱根の直後(2日)だったのに5.3%、
同じ2日でほぼ真裏(NHK)に近い時間帯で放送だったのが
大学ラグビー選手権の準決勝。こちらにいたっては
2.7%という結果です。
民放でのコンテンツとしては今後より一層心配になりますね。
でもねえ・・・、ビジネス的に厳しいからといって民放が取り上げてくれなかったら、これらのスポーツはどんどん人気がなくなってくるんだよなあ。ゴルフだって、サッカーだって、元を辿ればプロ野球だって民放が盛り上げてくれたからいまがある訳だし。
まあ、民放側にしてみれば放映権を買取り、スポンサーをつけて初めてビジネスが成り立つ訳で(その苦労は解ってる)、スポンサーが魅力を感じてくれなかったら当然放映もままならない。
解ってはいるんだけど、やはり寂しい。
大学ラグビーは今週末が決勝戦。
2桁とまでは云わないが、せめてシングル後半で収めてもらいたいものです。