ごん太のスポーツ塾

:::50代オヤジのスポーツ中心の気侭な戯れ言。ときには日々の日記も:::
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# 「ハゲタカ」つながり、「シリウスの道」つながりの2題
最近読んでなかなか面白かった小説を2点。備忘のための記録。



まずは「ハゲタカ」つながりで、真山仁著『虚像の砦』(「メディアのとりで」と読ませるらしい)
 
テレビ局が舞台。オウム真理教による坂本弁護士一家殺人事件、イラクでの日本人拉致事件をモデルに物語は進んでいくのだが、あまりにもリアルな事例だっただけに複雑な心境で読み進めた。
とくに弁護士一家殺人事件はあのテレビ局がモデルな訳で、以前ボク自身も担当していた局だっただけに、登場人物を実在のある社員に置き換えることも可能な環境で、余計になんとも言えない微妙な想いを抱きながら読んでしまっていた。

多少ストーリーに無理な展開も見られたが、現実に近い組織の論理などが絶妙でまたまた嵌った。
民間テレビ局に内在する報道機関という側面と、資本主義社会における民間企業という側面をどうバランス良く保って運営して行くか、がきっと彼らの永遠の課題のハズ(?)。その各々の論理がぶつかり合う組織内の姿が細かく、そして丁寧に描かれていて興味深い。

放送免許の更新、捏造や誤報、バラエティーと報道の葛藤。
スポンサー・広告代理店・政治家、そして財界なども巻き込み、微妙に絡み合いながら、自社の歩む道はこうあるべきと主張する役員、正義感に満ち溢れた報道局員、視聴者を笑いで幸せにと追求する制作局員、いやいや良く取材されている。まるでドキュメンタリードラマのような匂いを振りまきながらのタッチは流石です。
 



こちらは「シリウスの道」つながりで手にした藤原伊織著『てのひらの闇

先日DVDを収録してくれた同僚が今日、著者の営業時代の逸話を聞いたと語ってくれたが、どうも彼はこの小説に登場するように六本木・麻布・青山あたりの夜の街でも有名人だったらしい。そして多少ハードボイルドタッチでのアルコールの楽しみ方がお好きだったんだそうだ。

そんな著者の嗜好がこんな物語をつくらせたんでしょうか?少しばかりハードボイルドで、暴力団組長なども登場し、それに立ち向かったいく主人公のサラリーマン(企業の宣伝課長)も実は元暴力団組長の息子だったという秘密の経歴の持ち主。でもって、これらの登場人物のキャラクターがとにかく立っていて、みんながみんな魅力的でカッコいい。会話なんかもキレが良くって、テンポもいいし、ストーリー展開も実に良く出来ている。

ただ、どうも登場人物達の相関が漫画チックに出来過ぎていて、多少現実感に欠ける部分もあり気になったのだが、それでもやはり面白い。
ホントに著者自身があこがれていた世界を描いたんじゃないかと思いたくなるような、大人の男にとって魅力的な物語でした。

いずれにしてもお勧めです。
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