DVD録画しておいた「NHKアーカイブ」“父の詫び状”をひとり静かに鑑賞。
原作を読んだ時点でこんな感想を書いていたが、ドラマを観てもまた同じ想いを抱いた。
と言うことは、キャスティングも演出も成功だったってこと、ほんとに素晴らしかったです。
原作は元々向田邦子自身の少女時代を綴った自伝。原作からドラマ用に多少アレンジは加えられていたものの著者独特の視点・少女ながらも「男前の女性」らしい感性もしっかり表現されていた。それにあの自分自身を客観視する語り口は主役の少女にクールに語らせ、それがなんとも言えない上質間をつくり出していた。
このままDVDに残し宝物にしちゃおうかと思うくらい感動をもらいました。