ボクが
先日のここで紹介した女子プロゴルファー、三塚優子選手に対する
LPGAの裁定がでた。
三塚本人から申し出があった2ヶ月間(8試合)の出場辞退、そして同じ期間の女子プロゴルファーとしての活動休止、罰金200万円、そして新人セミナーへの2年間の受講義務だそうだ。
ということは多分出場権を持っている
アメリカメジャーへの参戦も見送りとなるんだろう。
正直言って驚かされた。
たしかに許されない行為をしてしまったのだが、ボクの想像以上に重い裁定だった。
報道では「温情」の処分ということなのだが、プロスポーツ選手にとって2ヶ月間の試合休止ってとんでもない苦痛だろう。女子プロゴルフ協会、樋口会長の厳しさ、スポンサーやファンに対する想いがひしひしと伝わってくる裁定だ。
ここまでの処分は他の選手たちにもかなりプレッシャーになるだろう。
遅延プレーだけでなく、プロアマへの出場やファンに対するサービスにもかなり厳格なルールを決めているLPGAの矜持を示した格好だ。
さらに樋口会長は、今回のような事件の再発防止のために『選手たちには常にミーティングを通じて話をしていきますので、ご理解いただきたい』と話している。
それにしてもこのセミナー、通常なら新加入の選手が年末に一度受講するシステム。ここに2年間出場が義務付けられるということは、10代や20代の選手といっしょに参加するわけで三塚にとってはかなりの屈辱に違いない。
もうすでに充分反省しているというが、これを期にまた彼女があの飛距離を武器に爆発してくれることを願わずにいられない。
彼女を応援したくなってきてしまった。ガンバレ、三塚!